試すこと自体に価値がある。「仕事は楽しいかね?」

こんにちは、ススムです。

一万冊目指して読書しています。現在【3】冊目です。

 

今回紹介する本は、「仕事と遊び」について考えるために読み始めました。私を含む多くの人が、高いモチベーションを保ったまま仕事をするにはどうしたらいいのだろうか?という疑問を持っていると思います。そして、そのヒントは遊びにあるのではないでしょうか。

 

書名: 仕事は楽しいかね?

著者: デイル・ドーテン(きこ書房

 

飛行機が急遽飛ばなくなりシカゴ空港で立ち往生した乗客たち。そんな一人である主人公は、とあるおじいさんと出会い人生を変える気付きを得ます。という成功小説なのですが、「目標の立て方」がよくある自己啓発とは違うなと思いました。

 

普通は10年先など未来の自分が達成したい「目標」思い描いて、そこから逆算した行動をとる人がいわゆる「できる人」と言われるのではないでしょうか。しかし、この本ではそういった目標の立て方を痛烈に批判しています。

 

「頭のいい人がする一番愚かな質問は、『あなたは五年後、どんな地位についていたいですか』というものだ。

 

では、どんな目標を立てるべきかかというと「明日は今日と違う自分になる」というものが推奨されています。これは、毎日毎日何かを「試す」ことを続けなさい、ということです。本当に新しい自分になり続けるのであれば、五年先なんて想像もできないはずだと。

 

確かにその通りだと思いました。

 

そして毎日試すためには「遊び」の感覚が大切だと、本の中で言っています。ただ遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守るという態度が必要なのですね。遊んでいる時は、誰もがモチベーションの高い状態です。遊びの感覚で、毎日いろんなことを試して、出来ることが増えていって、想像もできなかったことを成し遂げる。実践していきたいと思います。