起業家のように企業で働く
こんにちは、ススムです。
1万冊目指して読書しています。現在【7】冊目です。
私の会社の中には、いきいきと仕事をしていて素敵だなと思える人がいます。その一方で、つまらなさそうに仕事をする人もいます。私はいきいきと仕事をしている人が好きです。どうしたら、そんな風になれるのでしょうか。そのヒントに「起業家マインド」があるようです。
書名:起業家のように企業で働く
著者:小杉俊哉
「起業家」とは、自分で会社を作る人のことです。当然ですが、大きな企業で働いている人の中にはいません。でも、楽しそうに働いていたり、どんどん出世する人は、「起業家」と同じように考えて行動するという共通点があることに、この本の著者は気付きました。その共通点とは
「自分がやりたい」と思う新しいことに次々と挑戦する。
ということです。上司から言われた仕事だから「しなければならない」と思うのではなくて、自分が「こうしたいんだ。こうするべきだ」と思う仕事を見つけ、自発的に取り組むんです。
自分で仕事を見つけると「やらされ感」がなくなります。
やらされ感がないと楽しいので、いくらでも努力できます。きっと周囲からは努力と見えていても、本人は努力とは思っていないのでしょう。自分の仕事に「ハマって」いくらでもやりたいと思える没頭状態になります。当然、結果もついてくるという良いスパイラルに入ります。
なるほど、いきいきと働く人達がどんな気持ちで働いているか分かりました。でも、「やりたい仕事」って急に言われても思いつかないです。どうやって見つけたらいいのか・・・と考え込みました。そんなとき、本の中に登場する小島希世子さんの言葉がとても参考になりました。
「できるかできないかを考えるとたいていのことはできないと思えてしまう。そうではなくて、やるかやらないかでしょう。」
そうか、やりたい仕事がないって思ってしまうのは「やりたい仕事がない」のではなくて、「やりたいけど、どうせ自分には無理だ」と思ってしまっているのか!と気が付きました。
なんでもできるんだと思うことが大事なんですね。